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〒367-0247 埼玉県児玉郡神川町大字元阿保852
【屋根上設置だけじゃない】太陽光発電の新しい活用方法
今回は屋根上だけでない、新たな太陽光発電の設置方法についてご紹介いたします。
今回ご紹介するのはソーラーカーポートとソーラーシェアリングの2つになります。
ソーラーカーポートとはカーポートの屋根として太陽光発電パネルを用いるもの(太陽光発電一体型カーポート)、あるいはカーポートの屋根上に太陽光発電を設置するもの(太陽光発電搭載型カーポート)のことを言います。
カーポートを設置することで駐車場の駐車スペースを確保したまま駐車場の上部空間を利用した太陽光発電を実現できます。
ソーラーカーポートを設置するメリットは以下の通りです。
①土地の有効活用ができる
駐車場のうえに設置するため、土地がない場合や自社の屋根が太陽光発電の設置に向いていない場合などであっても太陽光発電の導入が可能になります。
②電気代削減になる
太陽光発電の導入になるわけですので、設置した太陽光発電の電機を利用する分電力会社から購入する電力を減らすことができるため、電気代削減になります。
③BCP対策となる
太陽光発電を導入することで、災害時に停電が発生した場合であっても、電力確保することできるようになります。
続いてソーラーシェアリングについてご紹介いたします。
「ソーラーシェアリング」は「営農型太陽光発電」とも呼ばれ、農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電設備を設置し、太陽光を農業生産と発電とで共有するものです。
つまり、農地を転用して野立ての太陽光発電とするのではなく、農地のまま、農業を行いながら、太陽光発電で電気を発電するという取り組みです。
ソーラーシェアリングのメリットは以下の通りです。
①収益の増加
ソーラーシェアリングを行うと、農業で得られる収入の他に太陽光発電の売電によっても収入を得ることができます。
農作物は成長・収穫し販売して初めて収入となるので月々の収入が不安定ですが、太陽光発電での売電収入は一年を通して安定した収入を得ることができます。
②SDGsへの貢献
SDGsの達成に向けてソーラーシェアリングが大いに活躍します。
太陽光発電の設置により、SDGsの「7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」に貢献します。
太陽光発電によって作られる「再生可能エネルギー」は、火力発電の原料となる石油や石炭などの化石エネルギーと比べて、発電時に温室効果ガスの排出を抑えられる、クリーンなエネルギーです。
農業の後継者不足や、収益性が日本では問題として度々取り上げられています。
ソーラーシェアリングであれば、農業の収入に加え、売電収入を得ることができますので、農業そのものを継続・成長させることができます。これは「8.働きがいも経済成長も」につながります。
③農業の問題解決に貢献すること
農業に加え、太陽光発電の売電収入を得られることにより、農業へのハードルを下げ、農業就農者の跡継ぎ問題の解決すること、また耕作放棄地を活用できるなど、農業の様々な課題を解決する手法として期待されています。
では最後に、ソーラーシェアリングやソーラーカーポートの導入の際に活用できる令和4年度の補助金の最新情報をお伝えいたします!
ソーラーカーポート、ソーラーシェアリングの導入の際には「新たな手法による再エネ導入・価格低減促進事業」と環境省から発表されている補助事業を活用することができます。
こちらの補助金は「PPA活用など再エネ価格低減等を通じた地域の再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業」の中の一つです。
対象となる事業は以下の通りです。
「建物における太陽光発電の新たな設置手法活用事業」の中にソーラーカーポートが、地域における太陽光発電の新たな設置場所活用事業にソーラーシェアリングが含まれています。
まだ概算要求の段階ですので、詳細についてはまだ確定しておりませんが、現時点の発表では補助率は1/3、1/2となっています。
ただし、これらの補助金を活用する際には基本的に自家消費する必要があります。
これだけでなく、屋根上設置の太陽光発電の導入に関する補助金も発表されています。
令和4年度の補助金情報はこちらからご覧いただけます。
【令和4年度最新情報】再エネ・省エネ補助金の概算要求のポイントを解説!
このように太陽光発電の設置方法は多様化しています。今後通常の屋根上設置だけでなく、様々な方法によって再生可能エネルギーが広がりを見せていくことになるでしょう。
弊社では群馬県、埼玉県を中心に自家消費型太陽光発電を取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください!
23/06/06
23/05/17
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今回は屋根上だけでない、新たな太陽光発電の設置方法についてご紹介いたします。
今回ご紹介するのはソーラーカーポートとソーラーシェアリングの2つになります。
ソーラーカーポート
ソーラーカーポートとはカーポートの屋根として太陽光発電パネルを用いるもの(太陽光発電一体型カーポート)、あるいはカーポートの屋根上に太陽光発電を設置するもの(太陽光発電搭載型カーポート)のことを言います。
カーポートを設置することで駐車場の駐車スペースを確保したまま駐車場の上部空間を利用した太陽光発電を実現できます。
ソーラーカーポートを設置するメリットは以下の通りです。
①土地の有効活用ができる
駐車場のうえに設置するため、土地がない場合や自社の屋根が太陽光発電の設置に向いていない場合などであっても太陽光発電の導入が可能になります。
②電気代削減になる
太陽光発電の導入になるわけですので、設置した太陽光発電の電機を利用する分電力会社から購入する電力を減らすことができるため、電気代削減になります。
③BCP対策となる
太陽光発電を導入することで、災害時に停電が発生した場合であっても、電力確保することできるようになります。
ソーラーシェアリング
続いてソーラーシェアリングについてご紹介いたします。
「ソーラーシェアリング」は「営農型太陽光発電」とも呼ばれ、農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電設備を設置し、太陽光を農業生産と発電とで共有するものです。
つまり、農地を転用して野立ての太陽光発電とするのではなく、農地のまま、農業を行いながら、太陽光発電で電気を発電するという取り組みです。
ソーラーシェアリングのメリットは以下の通りです。
①収益の増加
ソーラーシェアリングを行うと、農業で得られる収入の他に太陽光発電の売電によっても収入を得ることができます。
農作物は成長・収穫し販売して初めて収入となるので月々の収入が不安定ですが、太陽光発電での売電収入は一年を通して安定した収入を得ることができます。
②SDGsへの貢献
SDGsの達成に向けてソーラーシェアリングが大いに活躍します。
太陽光発電の設置により、SDGsの「7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」に貢献します。
太陽光発電によって作られる「再生可能エネルギー」は、火力発電の原料となる石油や石炭などの化石エネルギーと比べて、発電時に温室効果ガスの排出を抑えられる、クリーンなエネルギーです。
農業の後継者不足や、収益性が日本では問題として度々取り上げられています。
ソーラーシェアリングであれば、農業の収入に加え、売電収入を得ることができますので、農業そのものを継続・成長させることができます。これは「8.働きがいも経済成長も」につながります。
③農業の問題解決に貢献すること
農業に加え、太陽光発電の売電収入を得られることにより、農業へのハードルを下げ、農業就農者の跡継ぎ問題の解決すること、また耕作放棄地を活用できるなど、農業の様々な課題を解決する手法として期待されています。
では最後に、ソーラーシェアリングやソーラーカーポートの導入の際に活用できる令和4年度の補助金の最新情報をお伝えいたします!
令和4年度に活用できる補助金
ソーラーカーポート、ソーラーシェアリングの導入の際には「新たな手法による再エネ導入・価格低減促進事業」と環境省から発表されている補助事業を活用することができます。
こちらの補助金は「PPA活用など再エネ価格低減等を通じた地域の再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業」の中の一つです。
対象となる事業は以下の通りです。
「建物における太陽光発電の新たな設置手法活用事業」の中にソーラーカーポートが、地域における太陽光発電の新たな設置場所活用事業にソーラーシェアリングが含まれています。
まだ概算要求の段階ですので、詳細についてはまだ確定しておりませんが、現時点の発表では補助率は1/3、1/2となっています。
ただし、これらの補助金を活用する際には基本的に自家消費する必要があります。
これだけでなく、屋根上設置の太陽光発電の導入に関する補助金も発表されています。
令和4年度の補助金情報はこちらからご覧いただけます。
このように太陽光発電の設置方法は多様化しています。今後通常の屋根上設置だけでなく、様々な方法によって再生可能エネルギーが広がりを見せていくことになるでしょう。
弊社では群馬県、埼玉県を中心に自家消費型太陽光発電を取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください!