2026年度FIT/FIP買取価格が決定! 太陽光発電オーナーが今すぐ確認すべき 全ポイントを徹底解説

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2026年度FIT/FIP買取価格が決定! 太陽光発電オーナーが今すぐ確認すべき 全ポイントを徹底解説

脱炭素ブログ

2026/03/27 2026年度FIT/FIP買取価格が決定! 太陽光発電オーナーが今すぐ確認すべき 全ポイントを徹底解説

こんにちは!

2029年319日、経済産業省は「再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2026年度以降の買取価格等と2026年度の賦課金単価」を正式に発表しました。

太陽光発電を運用・検討している方にとって、この発表は事業計画や投資判断に直結する非常に重要な情報です。今回は、太陽光発電に関する買取価格の変更点・制度の方向性・今後の対策を、わかりやすく解説します。

 

1.FIT制度・FIP制度とは?まず基本をおさらい

FIT制度(固定価格買取制度)とは、再生可能エネルギーで発電した電気を、国が定めた価格で一定期間買い取ることを電力会社に義務づける制度です。太陽光発電事業者にとっては、収益を安定的に確保するための重要な仕組みです。

FIP制度(フィード・イン・プレミアム制度)は、FITの後継的な位置づけで、市場価格にプレミアム(上乗せ額)を加えた価格で売電できる仕組みです。市場連動型であるため、より自立した事業運営が求められます

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2.2026年度の太陽光発電の買取価格一覧

今回の発表で最も注目すべきは、太陽光発電の買取価格です。用途・規模・設置方法によって異なる価格体系が設定されています。以下の表で整理します。

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※ ▼は前年比下落、▲は前年比上昇を示します。

 

 

◆初期投資支援スキームの詳細(住宅用・屋根設置事業用)

「初期投資支援スキーム」は、屋根設置型の太陽光発電の普及を加速させるために2025年度下半期から導入された新しい仕組みです。

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◆事業用太陽光発電(入札対象)2026年度

250kW以上のFIP認定対象(屋根設置は免除)は入札制度が適用されます。

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3.地上設置型事業用太陽光は2027年度でFIT/FIP終了

今回の発表で最も大きなインパクトを持つのが、以下の点です。

⚠️ 重要なお知らせ

事業用太陽光発電(地上設置)は、2027年度以降FIT/FIP制度の支援対象外となります。

つまり、2026年度が地上設置の事業用太陽光がFIT/FIPを利用できる最後の年度となります。

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地上設置型の太陽光発電は、これまで国の買取制度に依存した収益モデルが一般的でしたが、2027年度以降は自立した電力販売(相対取引・市場取引など)に移行しなければならなくなります。

 

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4.地上設置型事業用太陽光は2027年度でFIT/FIP終了

一方、住宅用(10kW未満)と事業用・屋根設置型(10kW以上)については、2026年度以降も「初期投資支援スキーム」による継続的な支援が行われます。これは、地上設置型と対照的な扱いです。

 

屋根設置型が継続支援を受ける背景には、「地域との共生が図られた形での太陽光発電」を推進するという国の方針があります。農地・山林・荒地などへの大規模地上設置型は段階的に自立を求め、住宅や建物の屋根を活用した分散型発電に支援を集中させる方向性が明確です。

 

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52026年度の賦課金単価:家庭への影響は?

再生可能エネルギーの買取費用は、「再エネ賦課金」として電力使用者全員が電気料金に上乗せして負担しています。2026年度の賦課金単価は以下のとおりです。

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※ 2026年度の賦課金単価は2026年5月検針分〜2027年4月検針分の電気料金に適用されます。

 

賦課金単価が上昇した主な要因は次のとおりです。

  • 再エネ発電設備の運転開始増加により買取費用総額がわずかに増加
  • 卸電力市場価格の低下に伴い回避可能費用が減少し、差し引き負担額が増加
  • 販売電力量の微減(7,708kWh→7,665kWh

 

 

6.今後の太陽光発電の方向性—国の政策が示す「3つのシフト」

今回の発表と制度全体の流れから、太陽光発電を取り巻く政策の方向性が明確になってきました。以下の「3つのシフト」として整理できます。

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7.太陽光発電オーナー・検討者が取るべき行動

【ケース①】既存の地上設置型事業用太陽光を運用中の方

  • 現行FIT/FIP期間の残年数を確認し、満了後の売電戦略を今から検討する
  • 電力の相対取引・オフサイトPPAなど、市場ベースの売電先を早期に探索する
  • 蓄電池の導入や自家消費比率の向上など、電力の付加価値化を検討する

 

【ケース②】これから太陽光発電の導入を検討している方

  • 住宅用・屋根設置型での導入を優先的に検討する(継続支援あり)
  • 初期投資支援スキームを最大限活用し、前半期間(45年)の高単価で初期費用を回収する
  • 地上設置型(50kW以上)はFIT/FIPの最終年度である2026年度中の認定取得がラストチャンス

 

【ケース③】住宅への太陽光設置を考えている一般家庭

  • 初期投資支援スキームにより、最初の4年間は24/kWhの高単価で売電可能
  • 賦課金単価の上昇(4.18円)を考慮すると、自家消費型の太陽光発電が経済的に有利
  • 蓄電池との組み合わせにより、自家消費率を高めることで電気料金を大幅削減できる

 

 

8.まとめ

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今回の経済産業省の発表は、太陽光発電業界にとって大きな転換点となります。特に地上設置型の事業用太陽光発電にとっては、FIT/FIP制度が2026年度で事実上終了するという重大な変更です。一方で、住宅用・屋根設置型については引き続き手厚い支援が継続されます。

制度変更の背景にある「地域共生・分散型・市場自立」という3つの方向性を理解し、今後の発電事業や設備導入を早めに見直すことが重要です。

 

参考情報:経済産業省プレスリリース(2026319日)「再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2026年度以降の買取価格等と2026年度の賦課金単価を設定します」

https://www.meti.go.jp/press/2025/03/20260319004/20260319004.html

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

変化の激しい時代だからこそ、国の示す方向性を正しく読み解き、次なる一手を的確に打つことが求められます。

カネザワでは、お客様のご状況に合わせて、最適な太陽光・蓄電池のご提案を実施しております。まずは無料シミュレーションを作成させていただきますので、導入をお考えの企業様は、お気軽にお申し付けください。

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