産業用蓄電池の導入で電気代を削減する方法

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産業用蓄電池の導入で電気代を削減する方法

脱炭素ブログ

2021/06/08 産業用蓄電池の導入で電気代を削減する方法

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こんにちは。

 

今回は産業用蓄電池についてご紹介させていただきます。

 

産業用蓄電池を導入することで、電気代が節約できたり、BCP対策になったりと様々な

メリットがあります。

 

今回は、その中でも「電気代を削減する方法」についてご紹介させていただきます。

 

・そもそも産業用蓄電池とは?

・産業用蓄電池を導入することでどういったメリットがあるの?

・どうすれば産業用蓄電池で電気代を削減できるの?

 

産業用蓄電池に関してこのような疑問を持っている方は、是非最後までお読みください。

 

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産業用蓄電池とは、家庭用蓄電池が一般的な住宅に設置される蓄電池なのに対し、工場や

公共施設、オフィス、事務所、商業施設などの建物に設置する蓄電システムのことです。

 

電気を貯めることで、必要な時に電気を供給することができる蓄電池ですが、東日本大震災

以降、自然災害時のバックアップ電源としてその必要性が認知されるようになりました。

 

また、それだけではなく平常時には、昼間に発電した電力の余剰分を夜間や悪天候時に利用

できることから、電気代削減の観点で近年注目を集めています。

 

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産業用蓄電池を導入することでおこる主なメリットは

 

・電気代が削減できる

BCP対策として非常時の電源が確保できる

 

の二つです。

 

【電気代が削減できる】

 

産業用蓄電池を使うことで、電気代を節約する効果があります。

方法としては「ピークカット」と「ピークシフト」の二つがあります。

「ピークカット」は最大の電力使用量を減らすことで電気代を削減することであり、

「ピークシフト」は電気使用量が少ないときに電気使用量が多いときの分の電力を

貯めておくというものです。

 

この二つに関しては後ほど詳しく説明しますが、産業用蓄電池は電気代削減において

大きな効果をもたらします。

 

BCP対策として非常用の電源が確保できる】

 

BCPとはBusiness Continuity Planの略であり、災害時やテロなどの緊急事態が

起こった際に、事業に影響する損害を最小限にとどめ、中核事業の継続や早期復旧を

可能とするために定める計画のことです。

 

東日本大震災後、BCPに対する企業の意識は年々高まっており、20205月の時点で企業の

BCP策定状況は52.9%となっています。また、現在の新型コロナウイルス感染症の影響から

今後より一層のBCP策定が進んでいくと考えられています。

 

また、BCP対策としての産業用蓄電池は、緊急事態における非常用電源の確保という

役割を持っています。

 

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ここでは先ほど説明した「ピークカット」と「ピークシフト」について説明します。

 

その前に、「ピークカット」と「ピークシフト」のどちらにおいてもキーワードとなる

「最大デマンド」について説明します。

 

【最大デマンド】

そもそも電気料金とは「基本料金」、「電力量料金」、「燃料調整額」、

「再生可能エネルギー発電促進賦課金」を足し合わせたものとなります

 

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ここでの契約電力が最大デマンドとなります。

最大デマンドとは「直近一年で最も電気を使用した時間帯の電気使用量」のことで、

この最大デマンドの数値がその後の一年間の契約電力となります。

 

この最大デマンドを下げる働きをするのが「ピークシフト」と「ピークカット」です。

 

【ピークカット】

ピークカットとは最も使用電力の多い時間の電力使用量を抑えることをさします。

 

図のようにピーク時の電気使用量をカットすることで最大デマンドを下げることができます。

 

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ピーク時の電気使用量をカットする際に、蓄電池に貯めてある電気を使用することで、

電力使用量を抑えることができます。

 

【ピークシフト】

ピークシフトとは電気をあまり使わない時間帯に電気を貯めておき、電気の使用量が

多い時間帯に貯めた電気を使用することをさします。

 

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図のように、電力使用量が少ない時間帯に電気を貯め、電気の使用量が多い時間帯に

貯めた電気を使うことで最大デマンドを下げることができます。

 

産業用蓄電池を使うことでこれらの「ピークカット」と「ピークシフト」が実現でき

電気代を抑えることができます。

 

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また、産業用蓄電池だけではなく、太陽光発電と組み合わせることでさらにメリットがあります。

 

太陽光発電で昼間に発電した電気を使うことによって電気使用量を補填することによって、

「ピークカット」をすることができます。

 

また、電気使用量のピーク時以外の時は、太陽光発電で発電した電力の余剰分を蓄電池に貯めて、

ピーク時に貯めた電気を使用することで「ピークシフト」をすることができます。

 

また、緊急事態の際には、太陽光発電と産業用蓄電池を用いることで自社内での電気の運用が可能になり、BCP対策としてもより効果を発揮します。

 

太陽光発電と一緒に導入することで真価を発揮する産業用蓄電池。

ぜひ、セットでの導入をご検討ください!

 

弊社では群馬県、埼玉県を中心に自家消費型太陽光発電を取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください!

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